New

Y.Iさん 2020年歯科医師国家試験合格

第113回歯科医師国家試験合格(2020年実施)/ 愛知学院大学卒業

私が大橋先生のいる某予備校を通うきっかけとなったのは、卒業試験に落ちたことです。その当時は現在ほど予備校に通うことが珍しかったため、抵抗はありましたが通っていた友人の勧めや、自分自身の置かれている状況を考えると藁にもすがる思いで通うことにしました。

そのとき出会ったのが大橋先生です。まず今までなんとなく覚えていたところや、基礎的なところなどをしっかりと固めていきました。そのやり方はシンプルかつ明確で、1冊のテキストの反復演習とその小テストを100点取らなければならない。

そして口頭試問です。毎回の小テストは制限時間内に100点取れるまで次に進めないため、どんな単純なミスも許されません。そこで一問一問に対する大切さを自然と学んだ気がします。口頭試問に関してはしっかりと知識が定着していなければ答えることが出来ません。

今までの知識の定着がいかに薄かったかが露呈しました。そのため、まずは苦手であり、かつ国家試験で確実に点数を確保出来る衛生を毎回授業の最初に口頭試問してもらっていました。他には、苦手であった補綴も教科書だけではなく、臨床的な立場も踏まえて説明してもらっていました。

授業を重ねるにつれ、自分自身の先生への質問の質が向上したと実感しましたし、先生と授業をすることが楽しくなっていきました。マンツーマンの授業は一斉授業と違い個々のレベルにあった指導、そして先生自身がその個人のレベルを把握しているため、成績アップの効率が良いと考えられます。

実際に自分以外の生徒もどんどんレベルアップしていました。授業は週1日であったため、それ以外の時間の使い方としては、予備校の宿題や自習でした。勉強の仕方や、マッチング先の相談、模試や国家試験の傾向と対策についてなど様々なことで相談に乗ってもらい、大橋先生には今でも非常に感謝しています。

特に、卒業試験や国家試験が近づくにつれて緊張感も増してきますが、そのメンタル面のサポートもしてもらったと思います。あのとき、卒業試験に落ち予備校に通う決断をしたこと、そして大橋先生に出会ったこと、予備校に通うことを許してくれた両親。

遠回りして掴み取った歯科医師免許ですが、振り返ると今では良い思い出の1つです。苦労をかけた両親のため、そして自分の歯科医師人生のために、これからも日々努力していきたいと思います。働くことに飢えていたため、毎日働くことが楽しいです。